教科書を使った中学受験国語の裏ワザ的勉強法
中学受験生向けに学校の教科書を使った裏ワザ的な勉強方法を紹介します。
中学入試対策で国語の「教科書」って意外と使えるんです。
小学校の授業で使っている国語の教科書は文章の量がそれほど多くありません。
例えば、小説の場合であれば、一つのシーンのみが掲載されているだけです。
もちろん、教科書で取り上げているところはポイントとなるような中身の濃い部分なのですが、国語の勉強ではある程度の量を読むことも必要です。
特に最近の中学入試では掲載される文章量が多くなる傾向にあるので、正確に速く読む力をつけなければなりません。
そこで、教科書に掲載されている小説の全編を読むのもひとつの方法ですが、それだと読む内容が偏ってしまいます。
別の学校で使っている教科書を読んでみる
小学生に適した文章を数多く読む勉強法で役立つのが、ほかの小学校で使っている教科書を読んでみることです。いつもと違った新鮮な気持ちで、読み進められます。
公立の小学校の場合、自治体ごとに使用している教科書は異なります。いくつかの候補の中なら、各自治体(市区町村)が選んでいるからです。
例えば、隣の市の小学校で使用している国語の教科書は違うものを使っていることがあります。違うものでも教科書検定は通っているものなので、レベルとしては同じです。
教科書販売会社に行けば、こうしたものがカンタンに手に入ります。
(教科書は基本的に一般の方向け販売も行っています。)
中学生向け教科書を読んでみる
他の小学校の教科書だけではもの足りないと思ったら、中学生向けの国語の教科書を読んでみることも勉強になります。
中学1年生向けのものであれば、中学受験生なら十分に読むことが出来ます。中学生向けの教科書は掲載されている文章量も多いので、長文読解対策にもなります。
市販の問題集よりも、良い文章が掲載されていることが多いので、ぜひ活用してみてください。教科書のほうが値段が安いのもメリットです。